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妊娠・出産お役立ち情報

 

 


 2.妊娠中の注意事項

 

 妊娠中の注意事項とは、妊娠中に行う手続き、妊娠中の体調管理、入院必需品、そして出産直前にやることの情報です。妊娠・出産は誰にとっても大仕事。負担をへらすために、お役立ち情報を提供いたします。

 

 (1) 母子手帳について
 (2) 体調管理について
 (3) 入院必需品について
 (4) 出産直前にやるべきことについて

 

以上4点から妊娠中の注意事項について考えていきます!!

 

(1)母子手帳について


 母子手帳についてとは、お母さんと赤ちゃんの記録を残す母子手帳(正式名称:母子健康手帳)についての内容、もらう場所・時期についてです。

 

 母子手帳とは、妊娠経過、赤ちゃんの成長記録などを記すために必要な手帳です。妊娠時の健康管理についての情報、子育てについての情報、そして母子保健の制度についての情報が記載されています。

 

 また、母子手帳には各種検査の無料券、予防接種の無料券が別冊にてとじられているので、ぜひ活用してください。

 

 

 母子手帳をもらう場所は、各市町村の役場・保険センターで受け取ることができます。その際に産院で発行した妊娠届出書を持参する必要があります。

 

 また、母子手帳をもらう時期は、妊娠届出書を受け取ったあとになります。妊娠届出書は、胎児の心拍が確認され、妊娠が確定した10週前後に産院から発行されます。

 

※ 母子手帳をもらう場所・必要なモノは全国一律ではありません。必ず事前に産院または、役場にご確認ください。

 

 

(2)体調管理について

 

 体調管理についてとは、母体であるあなたと胎内にいる赤ちゃんそれぞれが健康でいられるために気をつけるべきことです。妊娠中は「2つの命」を守る必要があります。そのためには、母体であるあなたが健康でなくてはなりません。

 

 そこで以下の3点から体調管理について考えていきます!!

  (I)  体重管理
  (II) 栄養管理
  (III) 危険管理

 


(I)体重管理
  
 体重管理とは、難産の元といわれている太りすぎの予防をし、健康に妊娠生活を送ることです。太りすぎると「難産」、「腰痛・膝痛」、「妊娠中毒症」、そして「妊娠糖尿病」といった負担や病気になりかねません。上手な体重管理が母体を健康に保つ秘訣です。

 

体重チェック

 

 毎日決まった時間に体重計に乗り、1週間に300グラム以上の体重増加が起こらないように気をつける。
 また、1週間に500グラム以上の体重増加が合った場合、妊娠中毒症の可能性もあるので、すぐに受診する。

高タンパク・低脂肪・低糖分
 の食事

 

 肉を食べるときには脂肪分の高い部位を避けて、なるべく赤身、ロース、ささみなどの部位を選ぶ。
 砂糖は控えめにつかい、にんじん、たまねぎ、かぼちゃなど甘みのある野菜を使って料理をするなど工夫をする。

 塩分はひかえめに

 

 塩分は1日10グラム以下を目安に摂取する。
 塩分の採りすぎはむくみの原因となるので、注意が必要。

よくかんで食べる

 

 よくかんで食べることによって、満腹中枢が刺激され、少量でもお腹がいっぱいになります。

安定期には運動を

 

 赤ちゃんが安定する妊娠5ヶ月ころからできるだけ体を動かすようにする。
 母親学級で妊娠中の運動方法を教えているところもあるので、それを参考に体を動かす。
 例:ストレッチ、散歩、マタニティスイミング

 

 

(II)栄養管理

 

 栄養管理とは、妊娠中に不足しがちな栄養素を意識して摂取し、健康な妊娠生活を送ることです。

 

 特に意識して摂取する必要がある栄養素は「カルシウム」と「鉄分」です。

 

 

カルシウム

 妊娠すると、赤ちゃんが母体のカルシウムをどんどん吸収していきます。赤ちゃんの骨格形成に影響するためです。ですので、カルシウムを意識して摂取する必要があります(補給をしないと母体の歯がもろくなってしまいます)。

 また、カルシウムが豊富な食材として挙げられるのは、牛乳、ヨーグルト、チーズ類、煮干、小魚、ひじき、そして昆布などです。

 さらにビタミンDを摂取するとカルシウムの吸収がよくなるそうです。ビタミンDが豊富な食材として挙げられるのは、卵黄、海の魚、そして肝です。

 

 ※牛乳に関しては飲み過ぎると赤ちゃんがアレルギーになるという説がありますので、医師と相談して摂取してください。

 

鉄分

 妊娠すると、赤ちゃんが母体の鉄分をどんどん吸収していきます。赤ちゃんの血・肉の形成に影響するためです。ですので、鉄分を意識して摂取する必要があります(補給をしないと母体が貧血を起こしやすくなります)。

 また、鉄分が豊富な食材として挙げられるのは、ほうれん草、春菊、小松菜、モロヘイヤ、切干大根、大豆、ごま、プルーン、ひじき、そしてカツオなどです。

 

 
(III)危険管理

 

 危険管理とは、健康な赤ちゃんを産むために、妊娠中控えた方がよいことを確認し、守ることです。

 

 妊娠中に控えた方がよいことを下記に表にしてまとめましたので、ご覧ください。

 

 

禁止事項

悪影響

タバコを吸う

 

 妊娠中にタバコを吸うと、早産しやすく、低体重児が生まれやすくなります。
 また、お母さんが吸わなくても、周りの人が吸うタバコの煙も影響があると言われていますので注意してください。

お酒を飲む

 

 妊娠中にお酒を飲むと、赤ちゃんの脳に悪影響があると言われています。知的障害を引き起こす胎児アルコール症候群がその典型です。
 上記の障害を予防するためにも、妊娠中はお酒を飲まないようにしましょう。

薬を飲む

 

 妊娠中に薬を飲むと、胎児奇形を引き起こすことがあります。産院の医師から処方された薬以外は絶対に使用しないでください!
 また、妊娠中に使用してはいけない薬について、こちらのWebサイトで紹介していますので、ご覧ください。

レントゲンを撮る

 

 妊娠中にレントゲンを撮ると、胎児奇形を引き起こすと言われています。ただし、X線の量、撮影場所、そして撮影の時期によって影響の有無が変化します。詳しくは産院の医師に相談してください。

ハイヒールをはく

 

 妊娠中にハイヒールをはくと、転倒しやすく、流産・死産の原因になります。必ず歩きやすい靴を履くようにしましょう。

きつめの服を着る

 

 妊娠中にきつめの服を着ると、腹部を圧迫して早産・流産の危険があります。
 また、特に妊娠後期には腹部を圧迫しない、ゆるめの服を着るようにしてください。

 

 

(3) 入院必需品について

 

 入院必需品についてとは、出産を控え、いよいよ産院に入院するといったときに最低限必要なものについてです。

 入院に必要なものを下記に表にしてまとめましたので、ご覧ください。

 

用意するもの

数量

効果

母子手帳ケース

 

1個

 母子手帳、健康保険証、診察券、領収書、そして印鑑など通院に必要なものが一括で管理できて便利です。

産褥ショーツ

 

2〜3枚

 産後は悪露という生理に似た出血があります。マジックテープで股の部分を開閉できる産褥ショーツを用意しておくとナプキンの交換が楽で便利です。

すそよけ

 

1〜2枚

 分娩時・分娩後にお腹に巻く腹巻のことです。お腹を保温する効果があります。
 また、分娩後は悪露の量が多いため服と寝具が汚れないようにする効果もあります。

ガーゼねまき

 

1〜2枚

 産後すぐの時期は、着脱が簡単なガーゼねまきを着ると、ナプキンの交換が楽で便利です。

T字帯

 

2枚

 ももの付け根や腹部を締め付けずに紐を解くだけで解けるT字帯は、ナプキンの交換が楽で便利です。

ナプキン

 

2〜3包

 産後の悪露は、1週間から10日続きます(個人差があります)。産後すぐは悪露が多いので大きめのお産用ナプキンを用意しましょう。

母乳パッド

 

3〜4枚

 母乳の分泌が多くなってくると、授乳の際以外にも母乳が漏れて、下着や服を濡らしてしまいます。ブラジャーの下に専用のパッドを当てておけば快適です。母乳パッドには洗って何度も繰り返し使用できるものや、使い捨てタイプもあります。

 

 

(4) 出産直前にやるべきことについて

 

 出産直前にやるべきことについてとは、いつ陣痛が始まって産院に行くことになってもあわてないように、事前にやっておくことです。

 

 出産直前にやるべきことリストを下記にご用意しました。ご覧ください。

 


 

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